vol.02　室内漆喰・クロス編

【室内漆喰】

• 漆喰は過度の乾燥や多湿の環境では剥がれの原因となります。

• 一般生活の温度、湿度は問題ありませんが、キッチン家電の蒸気など常に水分を触れるなどの環境下だと剥がれやただれの原因となりますので注意が必要です。

• 出隅、入隅の角に弱い為、傷や欠けがっきやすいので扱いには注意が必要です。掃除機は凹凸に引っ掛かりやすいので、丸口ブラシをつけた掃除機を使うことをお勧めします。

☆長持ちさせるには

• 蒸気を発生させる家電の配置に注意しましょう。
• 角に気を付けましょう。
• 白い壁はホコリが目立ちやすいのではたきなどで週に一度ははたくようにしましょう。

☆手垢や汚れについて

• まずは消しゴムで軽くこすって落とします。落ちない場合はメラミンスポンジで試してみましょう。
• マジックや塗料など、消しゴムやスポンジでは落ちないものは出来るだけ目の細かいサンドベーパー(150番)でやさしく削ってみて下さい。
  注：1 -2 m m厚なので力を入れすぎない事
• 大きなかけなどは漆喰を部分的に塗装メンテンナスをお勧めします。
  ※弊社有償での対応になります。

【ビニールクロス】

• 種類にもよりますが凹凸のあるデザインはほこりがたまるので定期的にはたきなどで落としましょう。
• 雑巾などは、ほこりが残ることがあるのでなるべく乾いた状態で使用して下さい。

☆汚れについて

• 織物系など紙が混じっているものは変色のおそれがある為濡らさないように注意しましょう。
• ビ ールクロスはスポンジやタオルなどで優しく拭いて下さい。力を入れすぎると破れる原因となります。
• ホームセンターに販売しているクロス専用の補修キット、汚れ落としもお勧めです。
• 汚れがついた時は、薄めた中性洗剤を雑巾などに含ませて、固く絞った状態で拭き取ります(ジョイント部分に水が入ると、剥がれの原因になるので注意)

☆破れた場合

• 下地のボードが残っていたり、破れたクロスが残っている場合は周辺を掃除してクロス用の糊などで張り付けます。
• 下地が壊れていたり、経年変化で硬化している場合は張替をお勧めします。